プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ(Baseball Challenge League)の栃木ゴールデンブレーブスは、9月29日(日)の日本独立リーググランドチャンピオンシップ決勝戦をもちまして2024年シーズン全日程が終了しましたのでお知らせいたします。
江部達也 球団社長 コメント
栃木ゴールデンブレーブスをいつも応援して下さる皆様、2024シーズンも熱い応援とご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。
信濃グランセローズとの日本独立リーグ野球機構・IPBLグランドチャンピオンシップ決勝を持ちまして、今季公式戦の全日程が終了いたしました。今季は5年ぶりのBCリーグ優勝を目指し、寺内監督のもと、地元足利市出身で作新学院高校卒の横尾潤選手を含めて10人の新入団選手のほか、ブラジルからコウチーニョ選手とマロスティカ選手を迎え、チーム作りを進めて参りました。
今季のBCリーグは地区分けがなく7チーム総当たりの戦いとなり、開幕当初から厳しい戦いが続きました。今季は選手が大幅に入れ替わり、ルーキーや若手を中心に首脳陣・選手一丸となって全力プレーで立ち向かいました。4年目となる石川慧亮選手が打点王に輝きましたが、チームは残念ながらリーグ7位という結果になってしまいました。
しかし開催地枠で出場した小山運動公園野球場での全国各地の独立リーグチャンピオンなど強豪6チームが結集したIPBLグランドチャンピオンシップにおきましては、ゴールデンブレーブスファンの皆様や地元栃木県の皆様の大きな後押しもあり、BCリーグでのレギュラーシーズンの悔しさを晴らすような戦いを繰り広げることができました。
初戦となった準々決勝は北海道フロンティアリーグ優勝の石狩レッドフェニックスとの対戦。武蔵選手が3打席連続ホームランを放つ活躍もあり、1点差で接戦を制しました。続く準決勝は九州アジアリーグチャンピオンの北九州下関フェニックスと対戦。この試合も接戦となり延長戦に入りましたが、ここで集中打が飛び出して一気に相手を引き離して決勝進出を決めました。延長戦でのスタンドの盛り上がりや一体感は我々ゴールデンブレーブスに大きな力と勇気を与えて頂きました。決勝では同じBCリーグの信濃グランセローズと対戦し、残念ながら独立リーグ日本一にはわずかに届きませんでしたが、皆様の応援と選手の活躍で準優勝に輝くことができました。
球団創設8年目の今シーズンはこれで終了となりましたが、栃木ゴールデンブレーブスの選手・首脳陣・職員一同は、地域に愛される存在を目指し、夢と感動を与えていけるよう様々な面で成長し続け、挑戦して参ります。そして来季も球場や様々な機会でまた再会できますことを心より祈念いたします。
今後も変わらぬご理解とご支援、ご指導ご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。本当にありがとうございました。
寺内崇幸 監督 コメント
2024年シーズンの全日程が終了致しました。
昨シーズン同様に、優勝の文字がこんなにも遠く感じるシーズンは過去にありませんでした。
しかし選手達は必死になんとかしようともがき苦しみながらも努力を続けて成長していきました。
弱くもいつも変わらない声援をくださる栃木のファンの皆様。スポンサーの皆様には本当に感謝しかありません。
ありがとうございました。
グランドチャンピオンシップでは良い準備が出来、選手達が良いパフォーマンスを出して2勝する所まではいきましたが、
最後決勝では力尽き、また新たな課題として来季以降に繋げていきたいと思っています。
今シーズンはイベントの試合やフェニックスリーグへ選手が参加する予定もあります。
ドラフト会議やファン感謝デーもありますので、是非交流の中で楽しんで頂けたら幸いです。
今後とも栃木ゴールデンブレーブスの応援を宜しくお願い致します。
小倉由靖 選手会長 コメント
ファンの皆様、スポンサーの皆様、今シーズンも応援本当にありがとうございました。
今シーズンは、なかなか白星を上げることができず、自分達にとってもファンの皆様にとっても苦しいシーズンになってしまったと思います。
それでも諦めずに最後まで応援して頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして今年はグランドチャンピオンシップに開催地枠で出場することができ、準優勝する事ができました。
日本一にはなれませんでしたが、ブレーブス初の準優勝を決める事ができて本当に嬉しく思います。
それも皆様の応援があったからこそだと思っています。本当にありがとうございました。
このメンバー全員で野球をする事はもう出来ないですが、同じ夢を追う仲間としてそしてライバルとして、今後も切磋琢磨しながら日々精進していきたいと思います。
改めまして、今シーズンも応援ありがとうございました。
来シーズンも、栃木ゴールデンブレーブスをよろしくお願いいたします。