栃木ゴールデンブレーブスをいつも応援して下さる皆様、2022シーズンも熱い応援とご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。

茨城アストロプラネッツとの南地区チャンピオンシップを持ちまして、今季公式戦の全日程が終了いたしました。今季は3年ぶりのリーグチャンピオンを目指し、元パ・リーグMVPの吉川光夫投手兼コーチや元NPBの高野圭佑投手など合わせて13人の新入団選手を迎え、チーム作りを進めて参りました。昨年同様、開幕当初は厳しい戦いが続く形にはなりましたが、寺内監督の指導の下、シーズン中盤からは茨城と首位争いを演じることできました。終盤は茨城に引き離されたものの、昨年地区優勝の埼玉武蔵ヒートベアーズと熾烈な2位争いのなか地区2位となり、南地区チャンピオンシップ進出を果たせました。

また新型コロナウイルス流行が続きましたが、皆様の感染対策へのご協力により、ホームゲームは全て有観客で開催することができ、夏前からは楽器を使っての応援団活動も再開することになりました。今季はホームゲームとして約30試合を行わせていただき、昨年を超えるお客様に球場にお越しいただきました。今季もコロナ対策のため、声を出しての応援ができない中で、熱い拍手等での応援を送り続けてくださり、心より感謝申し上げます。
また今季はティモンディの高岸宏行投手がシーズン途中から加入し、芸能生活との両立をしながら8月14日のプロデビュー戦を迎えました。栃木県総合運動公園には5,200人を超えるファンの皆様にご来場頂き、「やればできる」の合言葉のもと、皆様に見守られながら、9年越しのプロへの夢を実現しました。夢に向かって努力する姿、実現する姿は、私を含め多くの方々に夢と感動を与えてくれたと思います。
また新しい取り組みとして、昨シーズンの地区オールスターゲームに加え、茨城との合同チーム「アストロ・ブレーブス」としてNPB球団との交流試合を開催し、いつもと違った雰囲気も味わっていただけたと考えております。

今季は29勝28敗7分けで首位に7.5ゲーム差の南地区2位で地区チャンピオンシップに進出いたしましたが、3年ぶりのリーグチャンピオンシップやリーグ制覇を果たすことができず、皆様には大変申し訳なく思っております。しかし、今季も皆様の変わらぬ温かい応援とご支援をいただき、地域に愛され、野球を通して沢山の方の思いや地域の活性化を感じることが出来ました。我々は今後もさらに応援されるチームへの成長を目指して参ります。

球団創設6年目の今シーズンはこれで終了となりましたが、栃木ゴールデンブレーブスの選手・首脳陣・職員一同は、地域に夢と感動を与えていけるよう様々な面で成長し続け、挑戦して参ります。そして来季こそは、コロナ禍が収束し、安心して皆様とともにシーズンを迎えられること、球場で再会できますことを心より祈念いたします。

 

今後とも変わらぬご理解とご支援、ご指導ご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。本当にありがとうございました。

 

株式会社 栃木県民球団
栃木ゴールデンブレーブス 代表取締役社長 江部達也