栃木ゴールデンブレーブスでは、「地域共創と人文知:まち・ひとづくりに関する新しい価値の創造」をテーマに白鷗大学教育学部 齋藤正憲ゼミナール(以下、齋藤ゼミと略記)との共同研究に着手し、2021年12月20日付で「地域共創センター(共同研究室)」の設置をいたしましたのでお知らせいたします。


地域共創センターについて

齋藤ゼミと㈱栃木県民球団による共同研究は、「地域共創と人文知:まち・ひとづくりに関する新しい価値の創造」
をテーマとし、将来的には、産官学民連携のプロジェクトへと押し上げることを構想している。このことを達成する
ために、2021年12月20日付で栃木県民球団内に「地域共創センター(共同研究室)」を設置し、産学連携に基づく取り組みの拠点としたい。

地域共創センター組織図

【理事長】
江部達也(栃木県民球団・代表取締役社長)
【理事】
齋藤正憲(白鷗大学教育学部発達科学科心理学専攻・准教授)
伊崎純子(白鷗大学教育学部発達科学科心理学専攻長・教授)
藤井和彦(白鷗大学教育科学研究所長・教授)
石川  智(作新学院大学経営学部・講師)
鈴江晴彦(栃木県民球団)
勝島拓也(栃木県民球団)
【監事】
鈴木勝陽(KPMGコンサルティング株式会社・シニアマネージャー)
久木﨑優衣(エイジェックスポーツマネジメント)
主任研究員
齋藤正憲(白鷗大学)
石川 智(作新学院大学)
【研究員】
齋藤ゼミに所属する学生や、白鷗大学・他大学の学生のうちの希望者

活動について

・研究員は、球団と共同で地域共創に関する様々なプロジェクトを推進する。
・研究員は定期的にプロジェクトの進捗状況を報告し、その状況を地域共創センターおよび齋藤ゼミで共有する。
・地域共創センターは、機関紙『ともに、つくる。』を年度末に発行し、同機関紙に研究の進捗状況をレポートする。
・齋藤ゼミ有志は、サークル「サステナ部」を立ち上げ、研究プロジェクト推進に加わり、各種プロジェクトに参加
してくれる学生を広く募ることとする。希望する学生には、地域共創センターへの参加を認めるものとする。
・2022年度前期、特講「SDGs入門」を白鷗大学において開講する(担当:齋藤正憲)。
受講生のうち、興味関心のある学生が地域共創センターの取り組みに参加することを妨げない。

江部達也理事長コメント

栃木県民球団は、チーム理念のひとつに「魅力ある地域の発展に関与」することを掲げ、これまで積極的に地域の
方々と交流や連携を行ってまいりました。地域をリードする立場である白鷗大学様とも、これまでコラボイベントの
開催など取り組みを実施し、これをきっかけに更なる地域発展のお役に立てるよう、今回の地域共創センター設置に至りました。
産学連携のプロジェクトとしてはもちろんのこと、チーム理念に基づき、行政、地域住民の皆様とともに、産学官民のプロジェクトへと押し上げていきたいと強く願っています。

齋藤正憲理事コメント

コロナ禍において、学生たちは思い悩み、苦しんできました。確かに、オンライン授業によってさまざまな理論を
学習する機会は与えられました。でも、仲間や先輩、教員と熱い議論を戦わせ、主体的に研究に取り組むという
経験を著しく欠いてしまった事実は否めません。いわゆる「Z世代」の彼ら/彼女らは、with/afterコロナの未来を
構想し、創造するべき主体であり、生身の人間と真摯に向き合うような、より実践的な研究に触れる必要があるのです。
地域共創センターは「地域共創と人文知」をテーマとし、「新しい価値」の創造に挑む所存です。コロナのせいで
まだ眠ったままのフレッシュな発想を掘り起こすことができたなら、それは、地域活性化に向けたささやかな、でも、確かな胎動になると信じて疑いません。