栃木ゴールデンブレーブスをいつも応援して下さる皆様、2021シーズンも熱い応援とご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。

9/16の茨城アストロプラネッツ戦を持ちまして、今季公式戦の全日程が終了いたしました。創設5周年という節目の年を迎えた今季は、2年ぶりのリーグチャンピオンを目指し、13人の新入団選手を迎え入れ、チーム作りを進めて参りました。開幕当初は黒星が先行する形にはなりましたが、寺内監督の指導の下、シーズン中盤からはチーム力が向上し、終盤は東地区優勝を果たした埼玉武蔵ヒートベアーズにあとわずかに迫るところまで戦うことができました。

また昨シーズンから続く新型コロナウイルス流行により、これまでにない状況が今季も続きましたが、皆様の感染対策へのご協力により、ホームゲームは全て有観客で開催することができました。あわせて、NPB交流戦が夏の長雨の影響で中止となることもありましたが、今季はホームゲームとして昨年よりも多い30超の試合を行わせていただき、人数制限のある中ではありましたが、昨年のほぼ倍となる2万名のお客様に球場にお越しいただきました。コロナ対策のために声援ができない中で、熱い拍手等での応援を送り続けてくださり、心より感謝申し上げます。

残念ながら今季は31勝23敗6分けで首位に1.5ゲーム差の東地区2位に終わり、2年ぶりのリーグ制覇を果たすことができず、皆様には大変申し訳なく思っております。しかし、人数制限等のある中で皆様の変わらぬ温かい応援とご支援をいただき、地域に愛され、野球を通して沢山の方の思いや地域の活性化を感じることが出来ました。我々は今後もさらに応援されるチームへの成長を目指して参ります。

また今季は新しい取り組みとして、東地区オールスターゲームを地元栃木県小山市で開催することができました。県内はもとより、埼玉、茨城、神奈川からお客様にお越しいただき、雨での延期もありましたが、選手はもちろん、各球団スタッフもオールスターで取り組み、夢の球宴を無事終えることができました。重ねて御礼申し上げます。今後、東地区オールスターゲームの歴史を語る上で、忘れられない初戦になったと思われます。

まだまだ新型コロナウイルス収束のめどは立たない中、病と闘う患者の方や医療従事者の皆様は、未だ大変な思いをされていると思います。これからもチームとして、皆様に力を与えていけるよう、今後も情熱をもって活動して参ります。

球団創設5年目の節目の年、今シーズンはこれで終了となりましたが、栃木ゴールデンブレーブスの選手・首脳陣・職員一同は、設立10年への次の5年間も様々な面で成長し続け、地域に夢と感動を与えていけるよう挑戦して参ります。そしてコロナ禍が収束し、安心して皆様とともに来季を迎えられること、球場で再会できますこと、1日も早い球場の日常が戻るよう心より祈念いたします。

今後とも変わらぬご理解とご支援、ご指導ご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。本当にありがとうございました。

 

株式会社 栃木県民球団
栃木ゴールデンブレーブス 代表取締役社長 江部達也